インドの空港は基本的には再入場不可です。100Rs(約160円)を支払って入場することも可能ではありますが(お出迎えなど)、何らかの理由で入場自体が不可な日がありますし、空港到着時の大きな荷物を持っての入場は許可されない可能性が高いので、基本的には1度空港の外に出たらもう空港内には戻れないといという前提でやるべきことをすべてやりきった状態で到着ロビーを出るようにしてください。

ちなみにフリーWi-Fiもありません。
※正確に言うとありますが接続にはインドの電話番号が必要です。必要な情報はスクショを取る、などオフラインでも見れる状態にしておくことをオススメします。

ホテルでピックアップをお願いしている方は市内やホテルまでの移動費がその場ではかからないので、空港内で購入したいものがなければ両替もATMの利用もホテルに着いてからでも問題ないのかなと思いますが、現地通貨を1ルピーも持っていない状態はなんだか不安ですよね。空港内は両替レートがよくないので多くをする必要はありませんが、少しは現地通貨を入手した状態で空港を出るようにしましょう。

インドにも携帯電話のキャリアは数社ありますが、デリー空港到着ターミナル3にあるのは“airtel”だけです。ツーリストSIMと呼ばれる短期滞在の旅行者用に作られたセットプランがあり、街中で購入するよりも割高な料金設定になっていますが、インドのSIMは入れたらすぐに使えるわけではなく、数時間後にアクティベートをしなければいけないので少しややこしいです。観光客に慣れていない、もしくは英語が通じないところでSIMを購入されるのは少しハードルが高いかもしれませんので、慣れない方はこちらで購入されるのがスムーズです。

飲み物やスナックなどちょっとしたものが買えます。到着ロビー外にも水やジュースなどの飲み物やカフェスタンドがありますので必ずしも空港内で購入する必要はないですが、インドは24時間いつでも買いたいものが買えるという便利な環境ではないです。夜遅くの到着ですと、ホテル周辺で飲み物などを購入するのが不可能という場合もあります。ホテルで購入できれば問題ないのですが、必要な方は空港内もしくは空港を出てすぐのところで購入された方がいいかもしれません。

エアポートバスは空港から中心街のコンノート・プレイスやニューデリー駅を経てオールドデリー、Red Fort近くのISBTというバスターミナルが終点となります。公共バスのDTC（Delhi Transport Corporation）が運行しています。チケットはバスに乗り込んでから買います。運賃は75Rs(約120円)です。バスは交通状況によって所要時間がかなり変わってくるので、時間帯によっては注意が必要です。

プリペイドタクシーは目的地までの距離で運賃があらかじめ決まっているタクシーです。運賃を前払いして乗車します。プリペイドタクシーのカウンターはターミナル3の到着ロビー内と到着ロビーを出たところと2箇所あります。ニューデリー周辺までは400Rs(約640円)程度。深夜は割増料金になります。